次に紹介するのは、守護霊が長期的なビジョンを持って守っているという事例をご紹介しましょう。
菜々子さん(仮名)には、ずっと忘れられない男性がいます。それが、高校時代に付き合っていた隆二さん(仮名)。二人は将来結婚するつもりで付き合っていました。ところが、妊娠騒ぎがあり、両家の親に猛反対をされました。結局、妊娠はしていなかったものの、そのことで二人の関係も悪化。結局別れてしまいました。それでも、菜々子さんは隆二さんのことを忘れられなかったのです。
あれから10年経ち、思わぬところで菜々子さんは隆二さんと再会します。菜々子さんから“隆二さんとやり直したい”と電話占い「恵心」にお電話をいただきました。さっそく霊能者がお二人を霊視すると、実はお二人は前世からの繋がりが強く、結ばれる運命にあることがわかりました。
そのことを菜々子さんに伝えると、菜々子さんには“ではなぜ高校時代に別れることになったのか?”という疑問が湧き上がりました。霊能者がさらに詳しく霊視したところ、菜々子さんの守護霊がそうさせたことがわかりました。お二人が結ばれるにはまだ時機が早く、あの時点で結ばれてしまうと苦労ばかりした上に、二人は別の道を歩むとわかり、一時的に二人を別の道に進ませようとしたのです。隆二さんは菜々子さんと別れた後、信頼していた人に裏切られ、精神的に病んでいたようです。2年ほど前、やっと立ち直り、仕事の成果が認められ、異例の出世をしたようです。再会をきっかけに二人は頻繁に会うようになり、再び結ばれることになりました。
このように、守護霊は守る相手の将来を考え、最も良い道を選択させるようにすることがあります。また、敢えて試練を与えることにより、人間的な成長と、さらなる幸福を与えることもあるのです。もし、悪いことが起きてしまったとしても“守護霊が守ってくれないから”というのではなく、こうなったことにより自分は何をするべきか、また何を得たか、守護霊がいったい何を伝えたいのか、自分自身を見直す必要があります。冷静に考えた時、きっと貴女にも守護霊からの声が聞こえてくるはずです。