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電話占い-恵心-KEISHIN

霊能者の手記

第21回霊能術で復縁を叶えることの是非について

別離の宿命は変えられる。しかし復縁と引き替えに、人生の別の箇所に軋轢が生じることがある

復活愛、復縁に関する悩みは、恋愛・結婚に関する相談事の中でも常に上位を占めるほど多いものです。霊能鑑定でこれを解決する場合、方法としては大きく2つのやり方があります。ひとつ目は、復縁を願う相手の気持ちや現状(新たな恋人の有無など)、さらにごく近い未来に相手がどんな行動を起こすのかを透視や霊感を通じて事前に読み取り、いわばその相手の先手を取る形で相談者に適切な行動をさせる方法。そしてふたつ目は、イタコの口寄せ術、あるいは密教や古神道、陰陽道の呪術などを駆使して相手の心情に人為的な変化を与え、再び相談者の方へ関心を向けさせる方法です。多くの霊能者・祈祷師はこの2つの方法を状況に応じて使い分け、時には両者共に用いるようですが、その一方で透視や霊感リーディングは別として、不自然な心情変化をもたらすような呪術の類は使いたくないと公言する術者も存在します。

彼らの言い分によれば、「恋愛事に限らず人為的に宿命を変えてしまうと、のちのち思わぬ歪みが生じてしまうことがある」とのことで、「別れる宿命の相手と無理矢理に結びつけることで、その後に出会うべき運命の相手との関係が潰される。それにより、本来享受できるはずの幸福も失われる可能性がある」というのです。以下にその実例を挙げてみましょう。

復縁成就に関する相談実例

滋賀県にお住まいの君島穂菜実さん(仮名)34歳の方から

そもそも君島さんから最初のご相談を受けたのは、今から5年前にさかのぼります。その時は復縁に関するご相談で、双方合意の上で別離した元恋人と、もう一度やりなおしたいとのお話でした。「彼とは結婚観が合わなかったんです。向こうはすぐにでも結婚して、私に家庭を守ってもらいたいと言っていました。でも私の方は結婚後も貿易実務の仕事を続けたくて、そのことで何度も衝突した挙げ句に別れました」君島さんはそう言った後、しばらく沈黙してまた言葉を続けました。「でも別れてから急に、心に穴が開いたような気持ちに陥ってしまって。あれほどこだわっていた自分の仕事にも、全く身が入らないんです。私、いったい何のために悲しい思いまでして別れたのだろうかと、凄く虚しい気持ちに襲われているんです」。当時、この件を担当した霊能者は、彼女の要望に従って遠隔呪術を試みました。いわゆる「念飛ばし」と呼ばれている術で、これにより相手側に未練の感情を芽生えさせて、2人の関係が修復されるよう仕向けたのです。結果、1ヶ月後に元の鞘に収まり、その後はめでたく結婚する運びとなりました。しかし、話はここで終わらなかったのです。

それから約4年が経過した去年の秋、再び同じ霊能者を指名して、君島さんからのご相談がありました。今度は不倫に関する悩みでした。結婚後しばらくして夫が半年間の単身赴任となり、寂しさを紛らわせるために大学時代の友人たちと遊ぶようになった。そして、それが縁で知り合った1人の男性と深い仲になってしまった。さらに浮気のことがご主人にも知られてしまい、現在、修羅場になっているというのです。「主人とはきっぱり別れて、今の彼と再婚したいと思っているんです。彼は私のことをとても良く理解してくれる人で、一緒にいると『ああ、この人こそ自分が結ばれるべき相手なんだ』って強く実感するんです」君島さんは電話口で、涙ながらにそう訴えておられました。

出会いも別れも天が定めるもの。自然体で運命と向き合うことが、本物の幸福への道

以上、ご紹介した相談実例から窺えるのは、「復縁の願いを強引に叶えても、長い目で見ると必ずしも幸せにはつながらない」ということです。霊能者が君島さんの不倫相手を遠隔霊視したところ、現世において本来結ばれるべきツインソウルの持ち主であることが判明しました。つまり、人為的な呪術によって別れるべき相手との宿命を変えたことで、その後に出会った運命の相手と道ならぬ関係に陥ってしまったというわけです。もし5年前、彼女が寂しさを乗り越えて強く立ち直ることができていたら、不倫相手になってしまった男性とはお互いに対等な関係の男女として出会ったはずです。要するに彼女は一時の感情に惑わされて、本来の運命の流れを自ら歪めてしまったのです。

こうした悲しい結果を聞かされた担当霊能者は、「責任の一端は自分にもある」と反省していました。しかし、5年前の鑑定の際、「この男性は貴女の運命の相手ではありません。本物の結婚相手は4年後に現れるはず」とはっきり告げていたことが分かりました。君島さんはその言葉にどうしても納得せず、霊能力を使って何とかして欲しいと懇願してきたのです。それでやむなく念飛ばしを行ったという経緯があったことを付記させていただきます。

その後、ご主人側の隠れた問題なども詳しく霊視した上で、離婚ができるだけスムーズに、なおかつ有利に運ぶようアドバイスを差し上げたところ、懸念していた慰謝料の金額も最小限に抑えて別れることができた、とのご報告を受けました。なお現時点で君島さんと相手の男性は、入籍に向けて双方のご家族を説得中とのことです。またご本人は、5年のブランクを経て以前と同じ職種への再就職を果たし、バリバリ働いておられるとのこと。「彼、私の仕事のことについても、とても深い理解を示してくれているんです。将来は2人で独立して小さな会社を立ち上げようなんて夢も話しています」と、とても朗らかな声でおっしゃっていたそうです。

今回は復縁の問題に限定して取り上げましたが、願望成就に関するご相談全般において、これと同様のことが起きる可能性は否めません。鑑定の際に私共は特定の願望を成就させることが、後々ご本人の人生にどんな影響を及ぼすのかについて必ず申し上げています。お客様におかれましては、できればそうした説明に対して真摯に耳を傾けていただけるようお願いしたいところです。

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